Curating Media and Design: New book: Digital Arts & Humanities – Scholarly Reflections (free e-book!)

medeamalmo:

What is digital? The name suggests fingers, numbers, more recently, an emerging condition of personal engagement, physical and psychical, with electronic devices for processing our information. The experience of the researchers in the evolving digital environment of research is the central…

Curating Media and Design: New book: Digital Arts & Humanities – Scholarly Reflections (free e-book!)

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ナショナルヒストリーでもなく、“ヨーロッパ史”でもなく… オンライン歴史教材ポータルサイト“Historiana”公開

2012年9月27日に、リスボンで開催されているGlobal Education Congress of the Council of Europeでの大会にあわせ、ヨーロッパの歴史の教員等で構成されるEuropean Association of History Educators(EUROCLIO)が、歴史教材ポータルサイト“Historiana”を公開した。これは、EUROCLIOのメンバーの他、アメリカやインド、北アフリカ、中東等の全35か国の歴史教員や歴史家らとともに作成されたもの。

ウェブサイトは、国別の歴史教科書を使う歴史教員に、ナショナルヒストリーとは異なる様々な視点と資料/史料を提供するために作成されたもので、“ヨーロッパの物語”を提供しようというものではなく、ヨーロッパの共有された歴史についての枠組みを提供しようという意図がある。

そのため、ウェブサイトは、他の諸外国でも問題になる、“紛争・協力”、“思想とイデオロギー”、“生活とレジャー”、“移民”、“権利と義務”、“労働とテクノロジー”、そして“環境”という7つのテーマに分けて、それぞれで関連するデジタル化史料を提供するものとなっている。

EUROCLIOはサイトの内容についてのフィードバックを求めている。

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いやでも仏独や独波の歴史教科書問題を考えてしまう。歴史教科書の記述とは異なる「歴史叙述」が必要だと思うが…

スイス連邦工科大学ローザンヌ校Frédéric Kaplan氏によるDigital Humanities入門講座“DH101”

スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)でDigital Humaniies Labの運営をしているFrederic Kaplan氏による、Digital Humanities入門講義のサイト“DH101”。

講義では、幅広くDHに関するテーマを解説することで、講座終了時には学生がDHの歴史やトレンド、コアコンセプトを理解していること、DHの技術の基本的なところをマスターしていること等を目標に掲げている。すでに2つほど記事が公開されているが、いずれも興味深い。

なお、Twitterで“#DH101”のハッシュタグを使って、授業に関する情報を発信しているとのこと。

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Frederic Kaplanという方はAIBOの開発に携わっていた方だとか。

人文学の将来に関する10の予想

2012年9月16日に、ONLINEPHDPROGRAMSが、ブログで“10 Predictions For the Future of the Humanities”という記事を掲載している。学生の学費負担の増加、実益に役立つような人文学への期待など様々な要因から、生き残りをかけて人文学の改革が求められているとし、記事ではその観点から人文学の将来について10の予想を示している。その予想の内容は以下の通り。

1.テクノロジーが人文学においてより大きな役割を担うようになる

2.大学院・博士課程教育の改革が行われる

3.アカデミズムの外への就職が重視される

4.人文学部は自身の有する価値について正当化を行う必要がある

5.学術出版活動がウェブ上に場を移し、学術雑誌等もデジタル化が進む

6.人文学教育があらゆるレベルで変化する

7.人文学と他の学部との協同が進む

8. 人文学はビジネス重視で進む現状の教育改革に反対する

9.人文学の多くの専攻が予算削減により消えていくことになる

10.人文学の教員は人文学の営みを守るための活動を行わなければならない

ブログでは、上記の10の予想に関連した他のウェブサイトへのリンクがつけられているので、それも参考にしたい。だが、書かれている内容は、ごもっともというか、現在議論されているポイントばかり、という印象ではある。

Anthony T. Graftonによる講演“Defending the Humanities”

アメリカ歴史学会(AHA)の前会長であるAnthony T. Graftonが会長に就く前の、2010年11月1日にニューハンプシャー大で行った講演“Defending the Humanities”の動画。

Anthony T. Grafton — Defending the Humanities (Part 1 of 4)

Anthony T. Grafton — Defending the Humanities (Part 2 of 4)

Anthony T. Grafton — Defending the Humanities (part 3 of 4)

Anthony T. Grafton — Defending the Humanities (part 4 of 4)

デジタルヒストリーと歴史教育のためのリソース作成プロジェクト“Digital History and Pedagogy Project”

オンライン環境での歴史教育と学習のためのツール・リソースの作成に焦点を当てたプロジェクト“Digital History and Pedagogy Project”(DHPP)。プロジェクトでは歴史学関係リソースを作成し、その過程の中で、k-12の授業や大学の講義で利用できるリソース作成のベストプラクティスを示すのが狙い。

DHPPでは、1864年3月10日から1865年4月12日までリンカーンが書いた電報のメモ書きをデジタル化し、それが書かれた日に発信するプロジェクト“The Lincoln Telegrams”など、6件のDigital History関連のプロジェクトが行われている。ちなみに、The Lincoln TelemgramsにはiPadアプリもある。

また、DHPPは、広い意味でのDigital History関連のウェブリソースや資料等を紹介する共同運営ブログ“Exploring History Online”や、Digital Histor教育に携わる関係者向けのSNS“Teaching Digital History”(残念ながら更新が止まっている様子)、Digital Hisory教育と学習に関連する方法やアイディアなどを紹介するブログ“Learn Digital History”等も運営している。

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このDHPPの運営母体がよくわからないが、サイトトップにバナーがあるノースカロライナ州立大の研究所なのだろうか。また、あまり更新されなくなっているようだ。

「歴史家のように考える」 英国立公文書館等がヴィクトリア朝期をテーマにした小学生向けウェブリソースを公開

2012年9月13日にイギリスの国立公文書館とヴィクトリア&アルバート博物館が共同開発したウェブリソース“The Victorians”を公開した。デジタル化した、ヴィクトリア朝期のイギリスに関連する公文書館所蔵の文書資料と博物館所蔵の博物館資料を小学生向けに提供するもの。

“The Victorians”は、ヴィクトリア女王・子ども・女性・万国博覧会・帝国・地域史の6つの項目に分かれている。このリソースのテーマは“Think Like Historians”で、小学生は一次史料を解釈するスキルと、過去についての疑問・問題に答えるためにそれら“エビデンス”を使うコンセプトを学ぶことができるという。

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歴史家の思考法を学ぶことを目的に、というのがいろいろ考えさせらえる。確かアメリカでも似たようなコンセプトの歴史教育があったかと。