70年前の今日を綴る 第二次世界大戦中の一英国人の日記ブログ“WW2: A Civilian in the Second World War”

1910年2月14日、イギリスはエセックス生まれのE.J. Rudsdale氏の、第二次世界大戦中につづられた日記を日々アップしつづけるブログ。E.J. Rudsdale氏は、1928年に故郷のColchester Castle Museumでキュレーターとして働き始めた人だとか。

ブログの記事は、70年前のその日に書かれた日記を転載しているもので、一市民の目から見た第二次世界大戦を「リアル」に伝えるものとなっている。

なお、このブログは、E.J. Rudsdale’s Journals of Wartime Colchesterという図書の姉妹編のようなもので、その本も同様に当時の日記をまとめたものとなっているようだ。(もちろん、本とブログは重ならないようにしているのこと。)

手間のかかる本の宣伝、といえなくもない。

ホロコーストによるユダヤ人犠牲者データベースプロジェクト“Project HEART”の収録件数が150万件に

Project HEARTという、ホロコーストによるユダヤ人迫害の犠牲者のデータベースを整備するプロジェクトで、その登録件数が150万件に達したという。Project HEARTは2011年2月に始まったもので、イスラエル政府の支援の下に進められているもののようだ。

ただ、これを報じた記事が1件しか見当たらないので、さて…といったところ。

The European Holocaust Research Infrastructure (EHRI)

2010年11月に始まった、EUのホロコースト関係史料・研究情報インフラ。人文系のe研究インフラとしては大規模なものなのだろうか。

単に「歴史」という広い枠で構築された研究インフラではなく、個別テーマの狭い枠で構築されているものだが、、、「どちらが良いか?」と書きそうになって、当然「両方」だよな、と思う。とはいえ、別々の研究インフラを研究者側が場合に応じて使い分けるのでは、「インフラ」にならないだろう。

しかし、メジャーなテーマならともかく、自分のような研究テーマではなかなかこういうのは望めないな。

The European Holocaust Research Infrastructure (EHRI)