月別アーカイブ: 8月 2011

YouTubeが9.11の記憶を募集中

もうすぐ9.11が10周年を迎えるのに合わせて、YouTubeが9.11にまつわる記憶や体験を募集しているようだ。

YouTube内に9.11記念のための公式チャンネルが用意されており、そこには2001年当時のNew York Timesのニュースが公開されている。今回の募集は、そのチャンネルへの投稿を呼びかけ、それを共有しようというもの。

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このような動きを見ていると、いわゆる「記憶の歴史学」の今後について考えてしまう。

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ラテン語テキストいろいろ公開サイト“The Latin Library”

ラテン語のテキストを公開しているサイト。

いろいろなところから引っ張ってきたものを公開しているが、Aboutには次のようにあり、余り当てにしないほうがよさそうだ。

The texts are not intended for research purposes nor as substitutes for critical editions. Despite constant effort to remove “scanner artifacts” and other typographical errors, many such errors remain. The texts are presented merely for ease of on?line reading or for downloading for personal or educational use.

あくまで参考程度に。

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デジタル化マニュスクリプトの研究環境を提供するプラットフォーム“Manuscriptorium”

多くの図書館や文書館で、マニュスクリプトやインキュナブラ、初期印刷本、地図等の史料がデジタル化されているが、このManuscriptoriumでは、機関ごとに異なるデジタルライブラリーでそれぞれ公開されているそれらの史料を、一つのサイト上で一元的に利用できる環境を提供しているようだ。

史料はもちろんEU圏のものが中心だが、実際に検索してみるとカザフスタンの史料なんかも出てくる。また、プロジェクトの中心がチェコ国立図書館だったためか、特にチェコ史料が多いような気がする。なお、少し前の情報(2010/1/19)では提供史料は450万ページとされていたので、現在ではもっと多くの史料が利用できるのだろう。

検索後、わざわざ別のデジタルライブラリーに遷移する必要なく、史料はManuscriptoriumのサイト上で閲覧できるのは、使い勝手がよい。

なお、このManuscriptoriumは、EUのeContent+のプログラムに基づき行われたENRICHというプロジェクトによって構築されたものとのこと。

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ヨーロッパ史の一次史料提供サイトへのリンクポータル“EuroDocs”

ウェブ上で公開されているヨーロッパ史の一次史料へのリンクを提供しているサイト。作成者は、アメリカのブリガムヤング大学Harold B. Lee図書館のRichard Hacken氏のようだ。

ロシアやトルコも含め各国別に分けられているだけでなく、古代、中世・ルネサンス、超国家的地域としてのヨーロッパ、といったカテゴリなんかでも分けられている。

アメリカの方なんで英語で読めるモノだけに偏るのではと思ったが、いろいろと網羅されているようだ。どの程度の頻度でメンテをされているかわからないが、覚えておいてもよいかもしれない。

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カリフォルニア大バークレー校歴史学部のDigital Humanitiesのウェブサイト

アメリカ、カリフォルニア大バークレー校、歴史学部のDigital Humanitiesのウェブサイト。Aboutに何も書かれていないので、まだ作成途上なのだろうか。

Digital Humanities関連のリソースやニュース、イベント情報が掲載されている。

歴史学的観点からのDigital Humanitiesの情報を出してくれるとありがたいなと。

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京都のバーチャルなDigital Humanities研究機関「文化とコンピューティング京都研究所」

たまには日本の話題を、ということで「文化とコンピューティング京都研究所」。

これは、京大の大学院情報学研究科と京都高度技術研究所、京都リサーチパークの3機関が企画・運営を行っている、バーチャルな研究所である。

ホームページの趣旨説明には以下の通りある。

国際社会は今後、人口、エネルギー、環境、食料などの多くの問題に直面します。

そうした課題を克服するためには、地球規模の合意形成が必要となるでしょう。

他国の文化を理解し、対話を通じてその違いを超えてゆくために、情報学の寄与が求められています。日本の産業が将来に渡って世界で重要な位置を占めるためにも、多様の文化との共存が大切になってゆくでしょう。

そこで、文化とコンピューティングに関わる問題意識や研究成果を共有するために組織を超えたバーチャルな研究所を構成します。大学や研究機関などの研究者が集まり、産官学を含む様々な連携を育むことにより、効率や品質とは違う価値を京都から生み出して行きたいと思います。

つまり、現代社会が抱える地球規模の問題を解決するために、Digital Humanitiesによって文化交流の促進し、グローバルな合意形成を行おう、ということのようだ。

研究プロジェクトは、京大の研究者がメインで、そのほかに、龍谷大と立命館大から参加しており、言語研究、文化財・文化遺産のデジタルアーカイブが多い模様。

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スペイン各地のデモ“15M”においてソーシャルネットワークはいかに利用されているか? を分析した論文

スペインでは、2011年5月15日以降、各地で大規模な反政府デモが頻発しているが、そのデモで利用されているソーシャルネットワークの動きを分析した論文が、オープンアクセス誌PLoS ONEに掲載されている。論文は、サラゴサ大学のInstituto de Biocomputacion y Fisica de Sistemas Complejosの研究者らによるもので、4月末から5月末までの大量のデータを分析している。サラゴサ大の研究所のホームページには、そのデータの動きを可視化した動画が公開されており興味深い。

情報のやり取りを可視化して分析、というのは、現在のものだけでなく、いつぞやこのブログでも取り上げたRepublic of Lettersでも行われている。そのため、他の革命研究で、当時の手紙のやり取りを可視化して見ると、また別の側面が見えるかもしれない。(見えないかもしれないが。)

  • Borge-Holthoefer J, Rivero A, Garcia I, Cauhe E, Ferrer A, et al. (2011) Structural and Dynamical Patterns on Online Social Networks: The Spanish May 15th Movement as a Case Study. PLoS ONE 6(8): e23883. doi:10.1371/journal.pone.0023883 
  • 15m – Instituto de Biocomputacion y Fisica de Sistemas Complejos (BIFI) de la Universidad de Zaragoza 

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