人文系研究者はなぜPythonを学ぶべきなのかを説いたシリーズ記事 “Python for Humanists”

エモリー大学のRobert W. Woodruff図書館、Digital Scholarship Commons (DiSC)でポスドクフェローとして勤務するRoger T. Whitson氏のウェブサイトに、人文系研究者向けにPythonについて解説したシリーズ記事が掲載されている。

これらの記事でRoger T. Whitson氏は、1)なぜ人文系研究者はコードについて学ぶべきなのか、2) 人文系研究者がプログラミングについて学ぶのに最初にPythonを学ぶのが良い理由とは何か、3) Pythonを学ぶのに良いリソースは何か、について解説するという。

2011年12月7日から始まり、現在は3つ目の記事が掲載されているところ。

なお、氏の勤務先図書館のブログにも同じ記事が掲載されている。

歴史研究者向けのRuby基礎講座“The Rubyist Historian”

History in the Digitalというウェブサイトで、歴史研究者向けにプログラミング言語Rubyの基礎を説いた一連の記事が掲載されている。執筆者は、サイト運営者であるJason Heppler氏。氏はネブラスカ大学リンカーン校の博士課程の学生で、同大学が進めているWilliam F. Cody Digital Archiveのプロジェクトマネジャーを務めているようだ。一連の記事はゆくゆくは無料の電子書籍として刊行するご予定だとか。

内容は7つの記事で構成されており、使われたプログラミング例のコードはGitHubで公開されているとのこと。

プログラミングを学びたい歴史研究者のための入門書“The Programming Historian”

2011年4月9日に、カナダ歴史・環境ネットワーク(Network in Canadian History & Environment / NiCHE)が公開した“The Programming Historian”は、コンピューターの知識をほとんど持っていないが、これからプログラムについて学びたいと考えている歴史研究者のための入門書である。

この書は、プログラミング言語の一つPythonを使ったプログラミングの基礎の解説本だ。執筆は、University of Western OntarioのWilliam J. Turkel氏とAlan MacEachern氏の二人が担当しており、ウェブサイトでHTML版とPDF版の二つをオープンアクセスで提供している。なお、The Programming Historian第一版のソースコードがGitHubで公開されている。

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序文部分で著者は次のように指摘しているが、最もなことだと思う。

「デジタルヒストリーにはウェブ上の資史料を使った作業が求められる。このことは、読者がブラウザのなかで研究する時間が多くなるということであり、研究をするためには、プログラミングのスキルを使えるようにならなければならないということを意味する。」