人文学の“価値”を発信する その前に読んでおきたい資料リンク集

2013年2月25日に、アメリカ歴史学協会(AHA)が、学会員に対し人文学の「価値」を発信するようブログで呼び掛けている。つまりはアドヴォカシーの活動を展開しようということだが、そのための材料となる新聞記事やAHAの機関誌の記事のリンクがまとめられている。

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ありがたい。

 

スイス連邦工科大学ローザンヌ校とカ・フォスカリ大学が共同でDHセンターとプロジェクトを実施へ

2013年2月23日、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)とイタリアのカ・フォスカリ大学(Ca’ Foscari  University)が、ベネツィアにおける科学・芸術分野の教育・研究・アウトリーチ活動のための分野横断的なセンターを共同で開設したと発表している。これは、今後開設される予定のDH研究センター“Digital Humanities Venice”のための第一歩という位置づけで、2014年9月から修士の学生を受け入れるという。

また、これとともに“Venice Time Machine”というDigital Humanities研究プロジェクトの実施も発表している。

“Venice Time Machine”は、ベネツィアの過去と現代を対象にしたDHプロジェクトで、アーカイブズ史料のデジタル化とそれらのデータマイニング、過去と現在のネットワークのモデル化、3Dインタラクティブマップのようなデータビジュアル化等に取り組むとされている。

カルロ・ギンズブルグのインタビュー講演動画「ユダヤ人であるということ、ユダヤ人になるということ」

ニューヨーク公共図書館のウェブサイトで、カルロ・ギンズブルグのインタビュー動画が公開されている。(2013年2月4日付)

タイトルは、“BEING JEWISH, BECOMING JEWISH: a conversation with CARLO GINZBURG”。ギンズブルクは、2012年に自伝的エッセイ集”Threads and Traces: True False Fictive”を刊行しているが、これをベースに自分の出自であるユダヤ人であるということ、ユダヤ人になるということ、そして研究の3者の関わりについて語っているようだ。

H-Netにスペイン現代史・現代文化をテーマとしたH-Spainのコミュニティが登場

人文・社会科学系のためのオンライン学術コミュニケーションプラットフォーム“H-Net”に、スペイン関係コミュニティ“H-Spain”が開設された。

H-Spainは、特にスペイン現代史・現代文化をテーマとしており、情報共有やオンラインディスカッションを行うとしている。

 

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せんだい歴史学Cafe: USTREAM番組 せんだい歴史学カフェ第17回「銀幕から読み解く歴史像 ―歴史映画と歴史コミュニケーション―」

sendaihiscafe:

USTREAM番組 せんだい歴史学カフェ第17回「銀幕から読み解く歴史像 ―歴史映画と歴史コミュニケーション―
放送予定:2月10日(日)18:00~20:00

  
 「せんだい歴史学カフェ」は、仙台で西洋史を研究している若手研究者有志が、歴史学の面白さをわかりやすく伝えるために始めたUSTREAM番組です。
 第17回のタイトルは、「銀幕から読み解く歴史像 ―歴史映画と歴史コミュニケーション―」。

 今回の歴史学カフェは、「歴史コミュニケーション研究会」さんのお招きにあずりまして、東京からの放送となります!

せんだい歴史学Cafe: USTREAM番組 せんだい歴史学カフェ第17回「銀幕から読み解く歴史像 ―歴史映画と歴史コミュニケーション―」