#WWI に関するDHプロジェクトまとめ / Roundup of DH projects on #WWI

今年2014年は第一次世界大戦の開始から100周年にあたる。昨年2013年はその終結95周年だった。

その周年記念にあわせ、ヨーロッパやアメリカなどでは様々なデジタルヒューマニティーズ/デジタルヒストリー(DH)に関するプロジェクトが行われている。ここしばらく、見つけたらはてなブックマークに取り込んできたが、それなりの数になってきたのでその一部をまとめてみた。

○史料収集や公開

○教育リソース

○研究成果

○研究サイト

  • フランス:Le Centre de recherche de l’Historial de la Grande Guerre:Hisoire(s) de  14-18
  •  イギリス:JISC:World War One
    備考:JISCによる教育研究のためのリソースポータル
  • フランス:Michaël Bourlet/Gwladys Longeard:Sources de la Grande Guerre
    備考:WWIウェブリソースをまとめたブログサイト

○顕彰プログラム・プロジェクト関連

c.f. セルビア:in Serbia:Serbia’s Prime Minister warns against the “revision of history” during First World War Centenary

○ニュースサイト・その他

もちろん上記の他にももっとさまざまなものがあるが、力尽きたのでひとまずここまで。今後もアップデートは続けていきたい。

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○まとめてみて、いくつかの問い

  • 史料デジタル化プロジェクト、なかでも日記のデジタル化/テキスト化が多いように思う。社会史等への影響はどのように考えたらよいのだろうか。あるいは、デジタル化史料はどのように活用できるのだろうか。
  • 次の100周年、すなわち第二次世界大戦100周年に向けて、これらのDHプロジェクトをどのように評価すればよいのだろうか。
  • 今後もアップデートをする予定だが、やはり言語上の問題から東側の調査が弱いのが致命的。

第一次世界大戦は全然専門外ではあるが、ただ上記の問い/テーマは研究を進めていきたいと思う。

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