タグ別アーカイブ: 近代史

労働運動史・社会史研究者のためのポータルサイト”Social History Portal”

2013年6月4日に、International Association of Labour History Institutionsが“Social History Portal”のベータ版を公開している。EU等の助成を受けたHeritage of the People’s Europe” (HOPE)というプロジェクトの成果の一つとのこと。

これは、ヨーロッパの15の図書館等が所蔵する、18世紀後半から21世紀初頭までの労働運動史や社会史に関する88万点以上のデジタルコレクションへのアクセスを提供するポータルサイトである。また、社会史・労働運動史関係のニュースや論文情報についても提供しており、近現代史の当該分野の研究者は定期的に見ておきたいサイトだと思う。

 

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論文複写の提供サービスも行っているのが面白い。International Association of Labour History Institutions(IALHI)のネットワーク加盟館が労働運動史関係の雑誌論文のリストと文献情報を提供して、利用者側がポータルサイトからほしい論文を探して、所蔵館に対し複写依頼ができるようだ。

所属のない人でも可能なのかどうか、日本からでも依頼できるのかどうかについては未確認。

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スペイン・イベロアメリカの近代史ポータルサイト

その名の通り、近代史関係の情報を提供するポータルサイト“Portal de Historia Moderna”。Braulio Pareja Canoさんという方が運営されているようだ(が、経歴等はわからず。)

サイトは、ニュース・イベント関係、図書・雑誌、近代史を教えている大学情報、文書館・図書館、歴史関係ブログ、ウェブリソース、地図、出版社、賞や奨学金の情報といった、テーマごとに分けて情報がまとめられている。

紹介されている情報は、ほとんどスペイン、時々イベロアメリカといった具合だろうか。

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近代スペイン史を専攻する奇特な方は見ておいて損はないと思う。

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“Straits Chinese Magazine”のデジタル化を通じて、イギリス帝国下の海峡華人の臣民化を分析する“Digitizing “Chinese Englishmen””

イギリス帝国の植民地であったシンガポールにおいて、1897年から1907年にかけて刊行された“Straits Chinese Magazine”のデジタル化とアノテーションのプロジェクト。

このプロジェクトでは、海峡華人(Straits Chinese)による植民地中産階級の形成を通じて、イギリス植民地文化が東南アジアにおいてどのように“Asian Victorians”のグループを作りだしたのかを明らかにすることを目的としている。

17世紀にルーツを持つ海峡華人が、帝国にくみこまれたことでどのようにイギリス帝国民となっていくのかを、本国から派遣された現地在住のイギリス人だけでなくその主体自身も書いていた雑誌“Straits Chinese Magazine”のデジタル化とコメント付与を行いながら検証していきましょう、ということか。

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テーマと方法、それぞれの重要性はよくわかるが、二つがどれくらい噛み合っているのかがよくわからないな。

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ヨーロッパ史学史電子図書館“ELIOHS”

ヨーロッパ史学史上の重要文献を提供する電子図書館。1996年開始のようだ。運営はトリエステ大学のGuido Abbattista氏とフィレンツェ大学のRolando Minuti氏が中心で、その他イタリアやフランス、アメリカの大学関係者が加わっている。

サイトでは、近代歴史学の古典や、歴史学方法論・歴史理論に関する著作とともに、その著作を著した史家の略歴と参考文献も提供している。対象は16世紀から20世紀までのもの。

公開されているテキストは、ELIOHSによってテキスト化されたものもあれば、他の電子図書館(GallicaやProject Gutenberg)で参照させるものもある。

この電子図書館の目的は、信頼できるテキストをインターネットで提供することにあるようで、テキスト化したものを使って分析しようというものではないようだ。DHとしてはこれを踏まえて次にどうするかが問題か。

ELIOHS: Electronic Libarary of Historiography

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19世紀中ごろのイギリスの庶民誌“Penney Bloods”のデータベース “Price One Penny”

1830年代後半から1850年代にかけて、イギリスで低価格の1ペニーで毎週出版された定期刊行物“penny bloods”に掲載された小説の書誌情報と執筆者・出版者情報を提供するデータベース。

2010年に公開されたこのデータベースの作成者は、当時ケンブリッジ大の博士課程の学生だったMarie Leger-St-Jean氏である。2011年8月31日からは、19世紀の史料を“NINES”でも検索が可能になったようだ。

19世紀イギリスの社会史・読書史関係の情報源として重宝するかもしれない。

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Connected Historiesの検索ボックスを自分のサイトやブログに設置できるように

oldbaileyonline:

Connected Histories now has a search box that you can add to your own website or blog. You can see it in action in the sidebar to the right – give it a try!

The code to copy and paste can be found here. It works on Blogger blogs but I’m not sure if it will work on wordpress.com because they strip out scripts. If you can’t include the search box or don’t have the space for it, there are also options for simple HTML links. 

Connected Historiesの検索ボックスを自分のウェブサイトやブログに設置できるようになったとのこと。

Connected Historiesはイギリス近世近代の史料のポータルサイト。

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「戦地考古学」? Cuban Battlefields of the Spanish-Cuban-American Warというマッピングサイト

戦地に眠る「考古学的資料」、すなわち遺物は、オーラルヒストリーと文献資料と組み合わさるものであり、その戦争を理解する上で重要な史料となりうるものであるいう。

ネブラスカ大学研究者らは、上記のような考えから、アメリカの対外政策史上転換点となっているキューバ・スペイン・アメリカ戦争の戦地についてマッピングしたサイトを公開している。また、戦地に関する情報や戦争のモニュメント写真なども掲載しているようだ。

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