HASTACにおけるDigital History関係のブログシリーズ記事

2012年10月から12月にかけて、HASTACのDigital Historyグループメンバーが、“Two-Part Series”というブログシリーズを行っていた。

Digital Humanitiesが歴史研究者と歴史研究の実践にどのような影響を与えるのかについての議論を活性化させることを目的に行われたもので、Digital Historyに関連する8つのテーマを毎週計8週間にわたってポストされ、各テーマごとにブログのコメント欄を使って議論された。

テーマは大きく2つに分けられていて、前半ではデジタルツールに焦点をあて、後半ではPublic Historyと専門職環境におけるデジタルツールの使い方を論じている。具体的には以下の通り。

第1週 “Mapping and Spatial History”

教育ツールとしてのデジタルマッピングについて、特にGISとGoogle Earth、Social Explorerについての情報と授業におけるそれらのツールの利用の際の問題点を論じている。

第2週 “Digital Timelines”

歴史教育者と歴史研究者にとってのデジタルタイムラインとは?をテーマとしたもので、どちらにも活用できると論じている。

第3週 “Creating ‘No Es Facil’: A Visual Historiography”

インターネットが使えない場合にインタラクティブなプロジェクトを生み出すための、映画やマッピング、デジタルタイムライン、写真の利用について論じたもの。また、執筆者の行っているメキシコ系アメリカ人に関するフィルムプロジェクト“No Es Facil (It’s not easy): Navigating the Split Seams, Cracks and Crevasses of a Chicana Feminst Narrative”についても論じている。

第4週 “Digital Databases”

データベースについて、特にアクセシビリティに関する問題を指摘している。また、アーカイブ資料のデジタル化の重要性、OCRの入門解説、オーディオ・ヴィジュアルアーカイブの急増等についても論じている。

第5週 “Museums and Digital Tools”

歴史をめぐる議論への市民の参加を促すために、博物館・美術館がどのようにデジタルツールを利用すればよいか、その方法を論じている。博物館関係資料のデジタル化とその公開等。

第6週 “Amplifying Voices Through Social Media: My Experiences with Oral Histories and Social Media Platforms”

オーラルヒストリーとソーシャルメディアは現在どのような関係にあるのかをテーマに、自身の関わっているプロジェクト等を検証。

第7週 “Rewriting History Post Monograph”

執筆者はインディアナ大の図書館員。デジタルフォーマットでの歴史研究の成果公表における課題の検証をおこなっている。

第8週 “Professional Development”

DHだけに限らないが、メンターとの良好な関係構築の重要性について論じたもの。

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