歴史学の学術コミュニケーション新プラットフォーム“American History Now”公開

2012年10月17日、紙の学術雑誌の持つ欠陥と限界を超えることを目指して作られた、歴史学(アメリカ史)の学術コミュニケーションの新プラットフォーム“American History Now”が公開された。Digital Humanities NowやGlobal Perspective on Digital History等と同じくPressForwardを利用して作成されている。

American History Nowの一つの機能として、レビューの投稿とコメント付与を通じての、議論の場の提供があげられる。American History Nowは、ウェブ上にあるアメリカ史に関するレビューを集め、また誰でもユーザは読んだ本のレビューを投稿できるようになっている。また、他のユーザはそのレビューに対してコメントをつけることで、議論ができるように作られている。そしてもう一つの機能は“Research Notebooks”、いわゆるブログである。ユーザがアイディアや研究のネタ等を投稿して、それに対して議論を行ったり、ヒントを得ようというもの。

学術コミュニケーションを考え直す場を作りたかったと述べているように、要するに、American History Nowは、従来では広まらなかった、論文未満の、しかし忘却するには惜しい、歴史学の情報を掬い上げ、それをウェブに乗せてオープンにしていくもの、と言えるだろう。

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今の仕事を歴史学の分野に移すとしたらどのようなやり方ができるだろうか、という考え続けてきた問いの一つの答えだと思う。さてどうなっていくか。注目せざるを得ない。

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