歴史学知をメディアコンテンツとして「製品」にする“Historyworks”

歴史関係のドキュメンタリーフィルムやラジオ番組、ポッドキャスト、写真、ウェブサイトなどなど…歴史関係のメディアコンテンツの作成を行う、“Historyworks”という「会社」がある。イギリス、ヨーク大のInstitute for the Public Understanding of the Pastの所長であるHelen Weinsteinのほか、フリーランスの写真家・カメラマンやサウンドデザイナー等によって運営されている。

Historyworksは、博物館やギャラリー、文書館、図書館等に対して、ハイクオリティのメディアコンテンツを提供することを目的としている。だが、Historyworksは単なるヨーク大の学内プロジェクトではないようで、そのようなクオリティの高い製品の提供には、参加メンバーの高いスキルが必要であるとし、その道のプロが集められている。

Historyworksは、そのような歴史系メディアコンテンツの提供を通じて、歴史学と市民とのギャップを埋める、いわばPublic Historyとしての活動を目的としている。そしてそのために、大学や文化機関等に対して、ウェブサイト作成やレコーディングや撮影のスキル、ポッドキャストやアプリの開発スキル等を提供する研修や、研究者等に対して象牙の塔の外とのコミュニケーションのためのスキルアップ講座、マルチメディアコンテンツの作成スキル等の研修の機会も提供している。

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Public Historyの活動としても、メディアと人文学知の融合、言い換えれば人文学のビジネス化としても、興味深い事例だと思う。

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