スタンフォード大研究グループによる高校歴史教育改革プロジェクト“Reading Like a Historian”

Reading Like A Historian from Abby Reisman on Vimeo.

米スタンフォード大学の研究グループStanford History Education Groupによるプロジェクト“Reading Like a Historian”は、サンフランシスコの高校と共同で行われている、高校の歴史教育カリキュラムの改革プロジェクトだ。

これは、何か指定のテキストを使って授業するのではなく、生徒が4~5人グループを作って、ベトナム戦争や女性参政権、大恐慌等といったアメリカ史上重大な意義を持つ出来事について、当時の雑誌やメモ、スピーチ、歌、写真、イラスト等を使って、「歴史家のように読む」訓練を行うというもののようだ。

とはいえ、何でもアリというわけではなく、そのトピック(例えば、独立宣言とか)で扱う中心的な問いがあらかじめ設定されており、それについての指定されている研究者の文献や史料等を用いながら、細かく順序だてて授業が進められるようになっている。そのような授業の詳しい組立方等については、プロジェクトのサイトにカリキュラムも公開されているので、そちらをご参照のこと。

ちなみに、このスタンフォード大の研究グループには、ほかにも歴史教育に関するプロジェクトを実施していて、たとえば議会図書館とのコラボで、デジタル化された一次史料を教育現場で利用するための“Teaching with Primary Sources Program”や、Read Like a Historian向けに一次史料を提供するサイト“Historical Thinking Matters”等がある。

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そういえば、以前このブログで取り上げたブリティッシュ・コロンビア大の“Historical Thinking Project”が、“Reading Like a Historian”に似た取組みと思われる。

(ずいぶん前に、確か欧州歴史教科書の話の中で、ドイツでもこのような取り組みが行われていると紹介した文献があったのを見たような。)

日本ではこういう歴史の授業というのは行われているのだろうか。

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