歴史学を社会の中へ パブリックヒストリーに関する情報共有の場“History@Work”が公開

過去を現在に役立たせ、歴史家と一般市民との協同を促進するための活動を行っている、アメリカのNational Council on Public History(NCPH)が、“History@Work”という新ウェブサイトを公開した。

“History@Work”は、NCPHが行っているH-Public(H-Netのパブリックヒストリーに特化したもの)を広げ、パブリックヒストリーに携わる人に対しそれらに関するアイディアやニュースの共有の場として、また、今後の成果公開に向けた橋渡しをするための、オンライン「コモンズ」として作成された。

具体的にこのウェブサイトで扱っている項目とその内容は以下の通り。

・Annual Conference: NCPH年次大会の情報提供

・Consulting in Public History: パブリックヒストリーについてコンサルタントをする際に役立つ情報提供

・Exhibits & Projects: パブリックヒストリ―プロジェクトの情報提供とそのレビュー。ちなみに、NCPHは、歴史展示についてレビューする“Off the Wall”というウェブサイトを公開している。

・Grad Students/New Professionals: 院生・若手研究者向けにパブリックヒストリーの実践についての情報提供

・In the Academy: パブリックヒストリーについてのアカデミー内での議論・情報提供

・International Perspectives: 世界におけるパブリックヒストリー活動についての議論・情報提供

・NCPH: NCPHの最新情報の提供

・Social/Environmental Issues:社会や環境問題についての議論・情報提供

なお、“History@Work”とは、NCPHのスローガンである“Putting history to work in the world”に基づくもの。ちなみに、このNCPHのスローガンは、1931年にアメリカ歴史学会(AHA)会長であったCarl Beckerのスピーチ“Everyman His Own Historian”の中で出てくる次の一文“The history that lies inert in unread books does no work in the world.”に由来している。

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Carl Beckerの言葉は至言というほかない。

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