きっかけはゲーム作り 全コンテンツの査読を行うオンライン(西洋)古代史百科事典“Ancient History Encyclopedia”

古代ローマやギリシア、エジプトを中心に、古代史・考古学関係の情報を提供する“Ancient History Encyclopedia”というオンラインの百科事典がある。インデックスやタイムライン等で検索して、テキストだけでなく地図や画像も提供している非営利のウェブサイトである。記事数は260件ほど、画像1300件、キーワード1400件弱、登録ユーザ8600人くらいで、2008年に開設された。

2012年2月18日に、古代史関連のニュースサイトHistory of the Ancient Worldが、その創設者であるJan van der Crabben氏のインタビュー記事を掲載している。それによるとこのサイトの作成のきっかけとなったのは、古代史好きのJan van der Crabben氏が学生時代にMODの歴史ゲームを作っていた際に、歴史について信頼できる情報源となるウェブサイトがなかったことにあったという。(ちなみに、氏は『エンパイア:トータルウォー』とか『ナポレオン:トータルウォー』とかの歴史ゲームのデザイナー)。そして、情報源となる本は高く、Wikipediaは信頼できない、あったとしてもウェブサイトはアマチュアがつくった、ナショナリスティックなものであったりと、それぞれ使用に耐えないため、それならばと、信頼できる無料の情報サイトの構築に取り組み始めたという。

ウェブサイトの記事は、歴史研究者だけでなくいわゆる歴史好きも提供しているものだが、情報の信頼性を確保するために、全コンテンツについて公開前に査読を行なっているという。査読には、教師や歴史研究者、考古学者や作家等がボランティアで関わっている。

インタビュー記事の中で氏は、今後”Ancient History Encylopedia”は、「古代世界のGoogleマップ」を目指して、時代と場所を選択すると関連情報を表示させるようなインタラクティブなマップの公開を予定しているという。

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信長の野望とか三国志とかを作っているコーエーさんもこういう情報を社内で蓄積しているのだろうか。

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