迫害・検閲を受ける歴史研究者のための国際ネットワーク“Network of Concerned Historians”

歴史を書くという行為はしばしば政治的なものである。それゆえに、政府当局に迫害や検閲を受けるということは起こりうる。

1995年10月13日に結成された“Network of Concerned Historians”(NCH)は、そのような迫害や検閲を受ける歴史研究者(あるいは過去について記述したことで同様の危機に直面した人々)に対する緊急支援活動を目的としたネットワークである。

活動は主に3つで、

・American Association for the Advancement of Science等の国際組織から得られた、歴史研究者の検閲・迫害に関する情報をネットワーク加盟員に通知し、緊急活動を呼びかけること

・歴史(学)と人権双方に関わる情報をネットワーク加盟員内で共有すること(ただし、NCHが提供する情報はある特定の見解によらず不偏不党を旨とする)

・NCHが集めた歴史研究者に対する迫害・検閲の情報を他の学問領域における同種の組織に通知し共有を図る。

ウェブサイトを見ると、1996年以来毎年数名の研究者等の情報(すでに2012年はアゼルバイジャンの事案)が掲載されているし、世界各国における歴史に関連した訴訟事件情報(日本についても2件掲載)や、各国の学会組織等による倫理綱領(歴史研究者、考古学者、アーキビスト)等の情報が掲載されている。

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こういう組織もあったのかと驚いてしまったが、そりゃあるだろうと納得し、直後、ないと思ってしまっていたことを反省。

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