政策に歴史学が関わるために “History & Policy”というイギリスのプロジェクト

ケンブリッジ大の歴史学部とLondon School of Hygiene and Tropical Medicineの公衆衛生史センター(Centre for History in Public Health)、キングス・カレッジ・ロンドンの現代イギリス史センター(Centre for Contemporary British History)に勤める4人の研究者が中心となって、“History & Policy”というプロジェクトを行っている。

プロジェクトでは以下の4点を目的としている。

・歴史(学)が現代の政策立案と関連していることを示す

・歴史研究者を今日の公共政策の議論に関わらせ、また政策決定に参加させるよう促す

・政策に対して歴史研究の影響を拡大させる

・政策立案担当者やメディアと効果的に関わろうとしている歴史研究者にアドバイスする

まとめれば、現代の世界と「つながり」、社会に「役立つ」歴史研究を目指す試みといえるだろう。

ウェブサイトでは、歴史研究者が定期的に現在の政策課題について歴史的な視点からまとめたペーパーを公開したり、活動に関心を持った歴史研究者のネットワーク作りなどをしているようだ。

賛否は当然分かれるだろうが、個々の研究者が個別に声をあげたり、既存の学会が声明を発表したりするのではなく、このような活動をメインの目的にすえて組織的に活動している点は興味深いのではと思う。

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